今週は週初めは出掛けていたのでチャートを見れるタイミングが少なく
大きな窓開けからのスタートを後から知った展開になりました。
一旦は4時間足レベルでの移動平均線を割り込んだ形になり
戻り売りもしくは底固めかを判断していく流れでしたが、天井固めをすることなく
そのまま下落分を取り戻していくような流れでした。
週半ばは指標もあり荒れた形になりましたが、金曜日にかけてはしっかりサポートをされて
もう一段上昇についていけた形になりました。
来週のシナリオ
月足
月半ばから後半戦に入る形のところですが、現状下髭の陽線になり
買い圧力の強さを示している形を継続中になります。
残り2週間ありますのでここから頭を抑えられて上髭に変わるのか
このままもう一段の上昇になるかを見極めていく段階になります。
月足では148.8より上は上髭が形成されているので実体でクリアできると
もう一段の上昇の可能性も強くなりますが、いつ強い売り圧力を示されるかなどもあるので
リスクをいかに抑えながら上値を追いかけていけるかが重要と考えています。
週足
下髭の陽線を形成した形になり先週の安値を割ることは無い形になりました。
まだまだ買い圧力が強いことが示された形になっていますが、2週連続頭を抑えられている事もあり
上髭は出ていませんが、上値の重さもあると認識しています。
波のカウントでも上昇5派になるので調整も考えられますし、売り圧力がつよければ
もう少し147.850~144.400付近のレンジ帯で調整という見方も考えられます。
一旦は145.870付近にも週足で意識されるラインを形成した形になるので
小さな範囲のレンジ内からどちらかにブレイクしていく形になる可能性も
考えられる展開だと思っています。
日足
週初めに窓を開けて下落しましたが、終わって見ると窓を閉めた形になった一週間でした。
まだ買い圧力が強いという認識ですが、上値が重く抑えられる形になれば
ダブルトップから移動平均線を割り込んで下落(週足上昇5派からの下落)なども考えられますし
下落しても147円付近で支えられればアセンディングトライアングルを形成していく形で
再度上昇も考えられるチャートパターンにもなっていく形が想定できます。
現状の位置からすぐに買いを仕掛けるのは難しい状況なので、一旦日足で147.850付近を抜けてから
上昇についていくか、調整をして下げてくるところから反転を狙ってからの
上昇を仕掛けていくかになります。
下落をしてきた時はその下落の勢いとどの位置でサポートされるかが重要になりそうです。
4時間足
4時間足で見ると今まで頭を抑えられていた147.850を一旦は抜けてきているが
押し戻されている様にも捉えられるし、下髭で支えている様にも感じられる場面でタイムアウトになりました。
しかし上位足の日足、週足などを見るとしっかり抜けたとはいいがたいと思えます。
またこの状況から147.8を抜けた時にショートカバーを巻き込んで上昇にならなかったことを考えても
週初めは慎重に行きたい。大衆がロスカットを入れているのはもう少し上の148円を
しっかり突破された所なのかも知れないと考えています。
どちらにしてもすぐにショートを狙える局面ではない以上下落をしてくれば
下げ止まって反転してからのロングを入れていきたいが、147.3を下回った際は注意が必要と感がています。
サポートされずに下落になれば反転の兆しになるかもしれない事を頭に入れていきたい。
【来週の戦略】
戦略としては引き続きロングを軸に組み立てていきたいが、現状の位置からすぐにロングをしていくよりは
一旦調整後にロングを仕込みたい。もしくは147.850をしっかりと上抜けてサポートされてくれば
その後の148円付近のショートカバー急騰を期待してのロングを狙いたい。
しかしながらこのまま頭を抑えこまれるようであれば4時間足での大き目のチャートパターンの
ダブルトップも視野に入れながら移動平均線を割り込んでくれば目線を変えていく形も想定したい。