先週の振り返り
先週は大統領選や、FOMCなど大きなイベントがありました。
結果としては大きく上昇後に頭を抑えられてほぼ戻した形になりましたので、
今週はこの流れが勢いづいて下落転換していくか
力強いサポート帯に入ってきているので反発をするかを見ていく展開になりそうです。
各時間足を見ていきます。
【月足】
一週目が終わって上髭の陽線になり実体はまだ小さめです。
先月が大きな陽線だったこともありまだ流れは判りませんが、
短期足で見ると売りの強さも顕在化し始めています。
このまま陰線になっていく可能性も考えられますが、
月足２０MAが下から支える形になっているので、148付近はサポート帯になる
可能性が高いのではないかと考えられます。
抜けてくれば本格的な下落も再度想定できそうです。
【週足】
今週も先週と同じようなトンボに近い形になりましたが、上髭が長めで実体が小さく下髭もある陽線となっています。
ローソク足単体で見ると上値も重いが底値も固い形になり方向感の迷いが出ている様にも捉えられます。
148円～147円は月足、週足の２０MAが重なる部分になりそうなので
抵抗帯として強くなる可能性が高そうです。
そのため一旦は下げても底固めからのロングを狙いやすい状況になるのかなと考えています。
抜けてくれば目線はショートに切り替えを考えていきたい局面と思っています。
【日足】
直近のレンジ帯であり、ディセンディングトライアングルを形成していた部分を力強く上抜けてきていますが、
現状半値以上戻している形になっています。
しかしながら意識されるラインの付近になるので、早速底固めから上昇になるかどうかを見定めるところ。
151.6を下抜けするかどうかで方向感の印象はかなり変わるので、
そのあたりに着目しながら今週は相場と向き会いたいと考えています。
今週の戦略
先週の売りの流れが続くかどうかを見定めながらどこで底固めをすることが出来るかを
見定める展開になりそうです。
底が固まって転換のチャートパターンが出現すればロングを狙って行きたい局面。
売り圧力がさらに強まっていくようであれば147円前半までは考えられます。
逆に147を抜けてくれば次の抵抗帯が140.6付近なのでショートの目線で仕掛けていきたいと考えています。
現状の位置もディセンディングトライアングルのラインや、日足２０MAが支えていることや、
サポートとして強かった151.6のラインもあるので底固めをするならばロングを狙って行きたいと考える局面になりそうです。
ただし、151.6まで下がってきた場合は3尊右肩となる事も視野には入れて立ち回りたいと考えています。
