先週の振り返り
木曜日の大きな下落が印象的な1週間でした。
月曜日は先週の底値で始まったので下落の強い中でもう一段の下落になるか
底堅さを示すかどうかを見ていく展開でしたが底堅さを見せて
徐々に底値を切り上げる形になっていきました。
アセンディングトライアングルを形成して上振れも期待出来た形になりそうでしたが
下抜け後にそのまま大きくクラッシュ相場になった様な形で下落。
一気に5円以上の下落になりました。
その後は反発をしてきたものの相場は不安定なまま雇用統計を迎えましたが
結果後に少し上昇してタイムアウト。先週が閉まりました。
ファンダ的要素もありましたが、売りの強さを示した一週間の印象です。
今週のシナリオ
月足
先月の陰線から引き続き売り圧力を強く示してそのまま下落の勢いが強い形になりました。
現在まだ週初めなので今後下髭を長くして底堅さをより示すか、陰線を伸ばすかで
今後の印象がかなり変わる形になりますが、144.4を実体で抜けてくれば次のサポートとして
水平線で考えると137円台も考えられる展開になってくるかもしれません。
相場が不安定で大きく数円幅で動く可能性がある展開なので利益が出しやすい分
損失も出しやすいことを肝に銘じての取引が必要になる期間になりそうです。
週足
週足で見ると大きな下落ではありましたが、下髭の長さを目立たせる形になっています。
実体は先週程大きくはなっていませんが週足20MAを抜けているので
基本は戻り売りを考えていく局面に切り替わっている印象ですがダウ理論で見れば
まだ上昇トレンドなので大局の中では上昇トレンドの中で週足調整という目線を
しっかり認識する必要があります。
週足の次のターゲットとしては140.7円付近で、その後ダウ理論の根拠となる138.5~137円付近。
その後にウォルフ波動でのターゲットとして135円~134までが想定できるターゲットとして考えていますが
底堅さを示し始めればどこの位置からでも上昇転換は常にあり得る状況と認識しています。
日足
月曜から水曜日は小さな動きでしたが、木曜日に大きな大陰線になり
久しぶりのクラッシュ相場になった印象です。
日足での200MAに支えられて反発をしていますが
金曜日も一時的に大きく下落して不安定な相場観の印象です。
ここからですが、上位足からはまだまだショートを狙いたい展開ですが
日足ベースで行くと147.3付近まで引き受けなくてはならない状況なので
リスクリワード的にも仕掛けにくい状況。
週足で見るとかなり下髭が長く違った印象に見えることも仕掛けにくい印象です。
下位足に落とし込んで天井固めをしてくるようであればショートを
狙っていきたい局面で考えていますが、一旦大きく下落をして買い圧力を誘った局面にもなっているので
そのまま再度上昇する可能性も考えられます。
ボラが大きいからこそしっかりリスクを低減しながらトレードを組み立てていきたいと思います。
【今週の戦略】
下落有利の展開と見てはいるが、週足の髭の長さを考えると上昇転換の可能性も
考えられるので下目線ではあるが底堅さを見せたら注意が必要。
逆に底堅さを見せずにの上昇は戻り売りの狙いばと考えています。
現状まだまだボラの大きな展開になり、どちらにも数円幅が動く展開は考えられます。
147円を取り戻すまでは下落有利の展開になりますので現状のまま上昇になれば
145円後半~146円で戻り売りを狙う展開に。
逆に底堅さを見せながらじっくりと横軸を使ってくるのであれば
ダブルボトムなどからの上昇で147円を目指す展開になりそうです。
週明けにこのまま上昇か一旦レンジの様な形で底値を固めてくるかを見定めながら
トレンドライン内で天井を固めるならば頭を抑えられてからのショートを狙っていきたい。
逆に週明け下落になりながらも底を固めてくるであればショートをすぐに狙わずに様子見に。
その後の底固めなどを見てからロングも検討していきたいと考えています。